文献
J-GLOBAL ID:201602257009062863   整理番号:16A0356718

ミトコンドリアCOII遺伝子配列に基づくAphis glycines(半翅類:アブラムシ科)の異なる地理的個体群間の遺伝的分化の解析【Powered by NICT】

Analysis of genetic differentiation among different geographic populations of Aphis glycines (Hemiptera:Aphididae) based on mtDNA COII gene sequences
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1203-1214  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2743A  ISSN: 2095-1353  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
〔目的〕中国におけるAphis glycines,ダイズアブラムシの異なる地理的個体群間の遺伝的変異を調べた。[方法]中国の7地方の14の地理的個体群からの339の個々のダイズアブラムシの遺伝的多様性,遺伝的分化,および分子分散はDnaSP5.0,Arlequin3.5.1.2と4.6.1.3を用いたミトコンドリアチトクロームcオキシダーゼサブユニットII(COII)遺伝子の673bpセグメントに基づいて解析した。系統樹とCOIIのハプロタイプネットワークは,得られたデータから構築した。[結果]合計7のハプロタイプを同定した。ハプロタイプNo.1(H1)はすべて14個体群で共通であった。全個体群における遺伝的多様性(H_d=0.479±0.030,P_i=0.00166±0.00018)の低レベルが検出され,高い遺伝的分化(F(st)=0.1985)と高レベルの遺伝子流動(N_m=2.019)は,異なる地理的個体群の間で明らかであった。中性試験(TajimaのD=0.931,P>0.10,FuのF_s=0.220,P>0.10)の結果は有意ではなかった,最近の個体増加の証拠ではないことを示した。分子分散分析(AMOVA)は,集団(80.15%)内の変動に起因する全遺伝分散の割合が高い集団間の明らかな遺伝的分化を示さなかった。異なる地理的集団のハプロタイプに基づく系統樹とハプロタイプネットワークは異なるクレードに明確な地理的構造を示さなかった。[結論]ダイズアブラムシの生息地域の異なる個体群の遺伝的多様性は低く,地理的距離と遺伝的分化の間に有意な線形相関がない。異なる地理的集団間の遺伝子流は地理的距離の影響を受けない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  魚類 

前のページに戻る