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J-GLOBAL ID：201602257286937926   整理番号：16A1389951

穀類の歴史・食文化と機能性 2 米デンプンの食文化と機能性

著者 (1件)： 大坪研一 (新潟薬大 応用生命科学)
資料名： Functional Food  (Functional Food)
巻： 10  号： 2  ページ： 72-77  発行年： 2016年12月31日 
JST資料番号： L6899A  ISSN： 1882-3971  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イネは世界各地で栽培され,アジアイネはインディカとジャポニカに大別され,前者は軟らかくて粘りの強い米飯となり,後者は硬くて粘りの弱い米飯となる。わが国では強飯や粥としても食されたが,江戸時代に現在の炊飯が確立された。米の主成分はデンプンであり,主としてカロリー源となる。もち米や低アミロース米は消化吸収が速いが,最近の生活習慣病の増加を受けて,高アミロース米や超硬質米の難消化性も注目されるようになり,後者の場合は食後血糖上昇が抑制されるので,2型糖尿病の発症予防効果が期待されている。また米デンプンの消化性は,粉末状と粒状,あるいは米飯,麺,餅などの形態によっても影響を受ける。(著者抄録)

シソーラス用語： *穀類澱粉 ,  文化 ,  歴史 ,  穀類 ,  特殊栄養食品 ,  *米 ,  澱粉 ,  消化性 ,  米飯 ,  ペプチドホルモン ,  インスリン ,  アミロペクチン ,  消化管吸収
準シソーラス用語： 高アミロース米 ,  *食品機能性 ,  食文化 ,  食文化史 ,  難消化性澱粉 ,  *米澱粉 ,  インクレチン

分類 (3件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  澱粉  (FJ05030W) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 穀類 ,  歴史 ,  食文化 ,  機能性 ,  米デンプン