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J-GLOBAL ID:201602257334761131   整理番号:16A0444375

従来の飲用水処理プロセスと先端的な飲用水処理プロセスを用いたハロゲン化N-DBP前駆体の制御:中国,太湖におけるパイロット規模試験

Control of Halogenated N-DBP Precursors Using Traditional and Advanced Drinking Water Treatment Processes: A Pilot-Scale Study in China’s Lake Taihu
著者 (4件):
資料名:
号: 1190  ページ: 307-339  発行年: 2015年 
JST資料番号: H0588B  ISSN: 0097-6156  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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パイロット規模の設備を用いて特に窒素消毒副産物(N-DBP)の生成に焦点を合わせ,中国,太湖の藻類密度が高い湖水の浄水処理における処理技術の比較した。3種類の前処理法(粉末活性炭(PAC)吸着,KMnO4酸化,生物接触酸化)と凝集沈殿法-塩素処理を組み合わせた浄水処理の比較からPAC吸着前処理のDBP形成ポテンシャル(FP)除去率が最も高いことが分かった。PACによるクロロホルム(CF),ジクロロアセトニトリル(DCAN),ジクロロアセトアミド(DCAcAm),トリクロロニトロメタン(TCNM)のFPの除去率は42.7,28.6,27.2及び35.7%であった。生物接触酸化では微生物細胞由来の溶存有機窒素(DON)が混入しN-DBP FPは逆に高くなった。ついで2種類の浄水処理の従来法(凝集-傾斜板沈殿-ろ過(IPF),凝集-加圧浮上-ろ過(DAF))を比較した。DAFの溶存有機炭素(DOC),DON及び254nm吸光度(A254)の除去率は53,53及び31%でIPFより好成績であった。またDAFの塩素処理後のDBPはCF:13μg/l,DCAcAm:1.5μg/l,DCAN:4.7μg/lでIPFより24~48%低かった。凝集沈殿-オゾン処理-生物活性炭(BAC)処理の先端浄水処理はさらに性能が高くDOC及びA254の除去率は72及び53%であった。またCF,DCAN,DCAcAm,TCNMのFPの除去率は85,50,60及び50%に上った。オゾン処理によりN-DBPのFPは逆に上昇したがその後のBAC処理で有効に除去できた。これはオゾン処理でN-DBP FPがBACに除去されやすい形態に変化したためと考察した。オゾン処理なしでBAC処理を行うとDBP FPは高くなることから先端浄水処理の運転には注意を要すると指摘した。
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分類 (5件):
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用水の化学的処理  ,  上水道工学・用水処理一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  用水の物理的処理  ,  用水の生物学的処理 
物質索引 (4件):
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