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J-GLOBAL ID：201602257804679876   整理番号：16A0593500

燃料電池電解質を目的としたリン酸塩系プロトン伝導材料

著者 (3件)： 春日敏宏 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  前田浩孝 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  中山将伸 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： Phosphorus Letter  (Phosphorus Letter)
号： 86  ページ： 15-23  発行年： 2016年06月01日 
JST資料番号： L6905A  ISSN： 0917-9976  CODEN： PLETEJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 燃料電池電解質を目的としたリン酸塩材料の開発動向について解説した。プロトン伝導性リン酸塩結晶,リン酸塩ガラスのプロトン伝導(ゾル-ゲル法で得られるガラス,溶融法で得られるガラス),有機無機ハイブリッド化によるプロトン伝導材料の合成,アゾール化合物を用いたハイブリッド材料,ナノ粒子分散によるプロトン伝導性の向上)について述べた。熱的耐久性,電気化学特性,機械的強度に優れた高性能リン酸塩系プロトン伝導材料の創出が大きな鍵である。

シソーラス用語： *燃料電池 ,  *電解質 ,  リン酸塩 ,  *リン酸塩ガラス ,  *プロトン伝導 ,  導体 ,  ゾル-ゲル法 ,  ハイブリッド複合材料 ,  窒素複素環化合物 ,  電気伝導率 ,  ナノ粒子 ,  耐熱性 ,  機械的強度 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： アゾール類 ,  プロトン伝導体 ,  電導度 ,  熱耐久性 ,  有機無機ハイブリッド材料 ,  溶融ガラス

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  非晶質・液体半導体の電気伝導  (BM03042G) ,  燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (2件)： イミダゾール ,  ベンゾイミダゾール

引用文献 (46件)：

• T.D. Gierke, G.E. Munn, F.C. Wilson, J. Polym. Sci., 19, 1687 (1985).
• たとえば, J.S. Wainright, J.-T. Wang, D. Weng, R.F. Savinell, M. Litt, J. Electrochem. Soc., 142, L121 (1995) ; J. Lobato, P. Caňizares, M.A. Rodrigo, J.J. Linares, J.A. Aguilar, J. Membrane Sci., 306, 47 (2007) など
• O. Nakamura, T. Komada, I. Ogino, Y. Miyake, Chem. Lett., 8, 17 (1979).
• A.T. Howe, M. G. Shilton, J. Solid State Chem., 28, 345 (1979).
• M. Tatsumisago, T. Minami, J. Am. Ceram. Soc., 72, 484 (1989).

タイトルに関連する用語 (4件)： 燃料電池 ,  電解質 ,  リン酸塩 ,  プロトン伝導