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J-GLOBAL ID：201602257905680833   整理番号：16A1374858

ほぼ線形位相を持ったIIRディジタルフィルタの繰り返し再加重のミニマックス位相誤差設計

Iterative Reweighted Minimax Phase Error Designs of IIR Digital Filters With Nearly Linear Phases

著者 (2件)： Xiaoping Lai (Inst. of Inf. & Control, Hangzhou Dianzi Univ., Hangzhou, China) ,  Zhiping Lin (Sch. of Electr. & Electron. Eng., Nanyang Technol. Univ., Singapore, Singapore)
資料名： IEEE Transactions on Signal Processing  (IEEE Transactions on Signal Processing)
巻： 64  号： 9  ページ： 2416-2428  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0228A  ISSN： 1053-587X  CODEN： ITPRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの信号処理応用で,線形位相はディジタルフィルタの重要な特性である。本稿では,所定の,又は同時に最小化された大きさの誤差とプリセット遷移帯域利得を有するほぼ線形位相無限インパルス応答(IIR)ディジタルフィルタを設計するために,2つの繰り返し再加重ミニマックス位相誤差アルゴリズムを提案した。アルゴリズムの各繰り返しで,固定重み関数を持った加重ミニマックス位相誤差問題を,可変ステップ長を持った修正Gauss-Newton手法を使って初めに解き,そして,位相誤差の重み関数を,フィルタの群遅延誤差の修正包絡線の平方根を使って更新した。提案した手法を使って,通過帯域と阻止帯域の大きさの誤差と遷移帯域利得に関する必要条件に適合しながら,非常に小さい位相誤差と群遅延誤差の両方を得た。設計例は,提案した手法の有効性と設計したフィルタの素晴らしい性能を実証した。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *位相 ,  直線位相特性 ,  *再帰フィルタ ,  *誤差 ,  ディジタルフィルタ ,  群遅延特性 ,  帯域幅
準シソーラス用語： IIRフィルタ ,  *位相誤差 ,  *線形位相 ,  線形位相特性 ,  阻止帯域 ,  通過帯域 ,  *無限インパルス応答フィルタ

分類 (1件)： ディジタルフィルタ  (NC04022Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 線形位相 ,  IIR ,  ディジタルフィルタ ,  加重 ,  位相誤差 ,  設計