抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,BIMの導入に関する回答者の考えを類型化し,類型相互の違いを明らかにすることで,今後のBIM推進の在り方を考察することを目的に,ゼネコンと設備サブコンの実務者を対象としたアンケート調査と分析を実施した。回答者の所属部署や会社種類などの属性情報を分類し,アンケート結果から,建築業に携わる実務者の類型化を計った。そして,BIMの導入がどのような動機により実施されているかを明らかにし,この結果を通じて新規技術がどのような動機で導入されているかを明らかにした。考察の結果,建設会社内で一部でもBIMを導入した事例は32%にのぼり,多くの会社で導入されていることが確認できた。ただ,3次元CADを使用している回答者の比率は23%であり,一部でも導入した会社数よりも少ない比率であった。