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J-GLOBAL ID：201602258646669186   整理番号：16A0843978

プラズマケミカル複合方式によるガラス溶解炉向け排ガス処理システムの開発

Exhaust Gas Treatment for a Glass Furnace Using a Plasma and Chemical Hybrid Process

著者 (8件)： 正川浩貴 (大阪府大) ,  山本雄理 (大阪府大) ,  山本翔也 (大阪府大) ,  藤島英勝 (大阪府大) ,  黒木智之 (大阪府大) ,  大久保雅章 (大阪府大) ,  山本柱 (大阪府大) ,  山本柱 (日本山村硝子)
資料名： 電気学会プラズマ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PST-16  号： 53-74  ページ： 29-31  発行年： 2016年08月08日 
JST資料番号： Z0951A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ガラス溶解炉からの排出ガス中には,有害ガスのSO_xとNO_xだけでなく,ガラス中に含まれる多量のアルカリ金属,鉛化合物,フッ素も含まれ,脱硝触媒層に流入すると触媒毒となる。そこで触媒を使用しない脱硝,脱硫プロセスを開発している。ラボモデル同時脱硝・脱硫実験において,注入オゾン濃度が大きくなるとNO除去率とNO_x除去率の双方が大きくなる。オゾン濃度18g/m³においてNO除去率として76.7%,NO_x除去率48%が得られた。SO₂除去率は88.7%で,オゾン注入の影響は小さい。ガラス溶解炉実験では既存脱硫装置にオゾンを注入した結果,NO_x除去率は6.8%であった。

シソーラス用語： *脱硫 ,  *脱硝 ,  *融解炉 ,  *ガラス ,  *オゾン ,  *触媒 ,  *工程 ,  吸光度 ,  分光光度計
準シソーラス用語： *ガラス溶解炉 ,  溶解炉 ,  *無触媒プロセス ,  プロセス

分類 (1件)： 有害ガス処理法  (SC04030H)

引用文献 (3件)：

• Penetrante, M. B., in Non-thermal Plasma Techniques for Pollution Control, (Ed. by Penetrante, M. B.), NATO ASI Series, Vol. 34, PartA, pp.65-89, (1993).
• Kim, H. H. Tsunoda, K. Katsura, S. and Mizuno, A., IEEE Trans. Ind. Appl., Vol.35, No.6, pp.1306-1310, (1999).
• Fujii, K. Higashi, M. and N. Suzuki, NATO ASI Series, Vol.G34, PartB, in Nonthermal Plasma Techniques for Pollution Control, (Ed. by Penetrante, M. B.), pp.257-279, (1993).

タイトルに関連する用語 (6件)： プラズマ ,  ケミカル ,  ガラス ,  溶解炉 ,  排ガス処理システム ,  開発