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J-GLOBAL ID:201602258727993958   整理番号:16A1270371

GC/MSによる緑茶中の15種類の残留農薬の同時定量のための固相抽出での新しい吸着剤の利用

Utilizing a novel sorbent in the solid phase extraction for simultaneous determination of 15 pesticide residues in green tea by GC/MS
著者 (11件):
資料名:
巻: 1023-1024  ページ: 44-54  発行年: 2016年06月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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基準を超える緑茶中の残留農薬は,世界の注目を集める広範囲の問題であり,有機塩素系殺虫剤(OCPs),有機系リン殺虫剤(OPPs)とピレスロイド類が含まれる。本研究では,グラファイト化カーボンブラック(GCB)によって結合され,カラムとして充填された3次元ハニカムMg-Al層状複酸化物(TDH-Mg-Al-LDO)を新しい固相抽出吸着剤としてGC-MSと連結し,緑茶中の15種類の残留農薬の同時定量に応用した。各種タイプのSPEカラムと比較して,TDH-Mg-Al-LDOは緑茶からの15種類の残留農薬の抽出において大きな優位性を示し,これは以前ほとんど報告されなかった。Mg-Al-LDOとGCBの結合順,吸着剤の導入,溶離溶媒のタイプと容積などの各種実験条件を詳細に研究し,最適化した。15種類の農薬検出限界(LODs)は0.9-24.2ng/gの範囲にあり,定量下限は3.0-80.0ng/gの範囲であった。本方法による3種類のスパイク濃度(フェンチオン;p,p′-DDE;o,p′-DDT;p,p′-DDDおよびビフェントリンで10,100および500ng/g,その他では100,500,2000ng/g)での回収率は71.1-119.0%の範囲にあった。すべての場合で相対標準偏差(RSD)は0.1-7.6%であった。この結果から,提案した分析法が,市販の緑茶中の15種類の農薬の同時定量に応用でき,良好な結果が得られることがわかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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抽出  ,  有機化合物の物理分析  ,  食品の汚染 
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