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J-GLOBAL ID：201602258983933298   整理番号：16A1085303

孤立波による漂流物の衝突実験に基づいた付加質量の評価手法に関する基礎的研究

Fundamental study on evaluation of added mass based on impact test results of driftage by solitary waves

著者 (3件)： 澁谷陽 (東北工大 工) ,  船木尚己 (東北工大 工) ,  畑中友 (東北工大 大学院工学研究科)
資料名： 自然災害科学  (Journal of Japan Society for Natural Disaster Science)
巻： 35  号： 特別号  ページ： 15-23  発行年： 2016年10月07日 
JST資料番号： L0381A  ISSN： 0286-6021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建物に作用する津波外力の評価法について検討した。津波外力には津波の流体力と漂流物の衝突力があるが,後者について孤立波の流速と衝突力との関係について実験を行い,漂流物の運動状態の違いが漂流物周辺の水塊の質量に与える影響について検討した。衝突力と時間関係で囲まれる面積を力積として,衝突力の力積と衝突速度との関係を求めた。結果,衝突速度が最大のときに力積も最大値を示し,衝突速度の増減に比例して力積も変化することなどを示した。

シソーラス用語： 波高 ,  骨組 ,  *津波 ,  *流体力 ,  漂流 ,  孤立波 ,  運動量 ,  *付加質量 ,  建築空間 ,  水深 ,  *衝撃試験 ,  ピロティ ,  力積 ,  衝突力

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• S. Arai, T. Takahasi, A. Aihara and A. Shibuya: Inundation and Damage by Run-up Tsunami of 2011 in the Sendai Plain, Japan, ISOP-2012, 2012, pp.36-41.
• 日本建築学会:2011年東北地地方太平洋沖地震被害調査速報,2011.
• 池野正明・松山昌史・田中寛好:ソリトン分裂津波の大陸棚上での変形とその防波堤設計波圧に関する実験的研究,海岸工学論文集,Vol.45, pp.366-370, 1998.
• 飯塚秀則・松冨英夫:津波氾濫流の被害想定,海岸工学論文集47巻pp.381-385,2000.
• 有川太郎・大坪大輔・中野史丈・下迫健一郎・高橋重雄・今村文彦・松冨英夫:遡上津波力に関する大規模実験,海岸工学論文集53巻,pp.796-800,2006.

タイトルに関連する用語 (6件)： 孤立波 ,  漂流物 ,  衝突実験 ,  付加質量 ,  評価手法 ,  基礎的研究