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J-GLOBAL ID：201602259339292850   整理番号：16A0382766

還元されたポリモリブデン酸イオンの安定性とポリモリブデン酸イオンによるアデノシンモノリン酸(AMP)分解反応に関する研究

Decomposition Process of Adenosine Monophosphate (AMP) by Polyoxomolybdate Ion

著者 (1件)： 石川英里 (中部大)
資料名： 中部大学総合工学研究所総合工学(Web)  (中部大学総合工学研究所紀要(Web))
巻： 28  ページ： 1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： U0212A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリモリブデン酸イオンである[H₂Mo^V₁₂O₂₈(OH)₁₂(Mo^VIO₃)₄]^6-(Mo₁₆)とフラビンモノヌクレオチド(FMN)が共存する水溶液からその会合体からなる結晶を得た。その得られた結晶の単結晶X線構造解析を行った。その結晶にはFMNは含まれずNa₆[H₂Mo^V₁₂O₂₈(OH)₁₂(Mo^VIO₃)₄]16H₂Oの結晶であることが考えられた。得られた結晶の酸化還元滴定を行いその還元量が保持されており,空気酸化を受ける環境下でもその還元状態を保つことが分かり,Mo₁₆の構造安定性が確認された。又[Mo^V₇O₂₄]^6-(Mo₇)とATPとの相互作用から得られた[(HAMP)₂Mo₅O₁₅]^2-({(AMP)₂Mo₅})の光還元反応を試み,光照射が進むにつれKeggin構造を持った還元種やリン酸イオンの形成が確認された。その分解メカニズムについて考察した。

シソーラス用語： *モリブデン酸塩 ,  *安定性 ,  *分解反応 ,  分子集合体 ,  X線構造解析 ,  酸化還元滴定 ,  窒素複素環化合物 ,  リボヌクレオチド ,  ウレア化合物 ,  無機酸エステル ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール ,  アデニンヌクレオチド
準シソーラス用語： 化学安定性 ,  *構造安定性

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド  (CF10060K)

物質索引 (3件)： FMN ,  ATP ,  AMP

タイトルに関連する用語 (9件)： 還元 ,  モリブデン酸 ,  イオン ,  安定性 ,  アデノシン ,  リン酸 ,  AMP ,  分解反応 ,  研究