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J-GLOBAL ID：201602260482558559   整理番号：16A1105903

LRLSフィルタにおける時変正則化係数更新のための高速算法

著者 (1件)： 堀田英輔 (金沢大 理工研究域)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 A(Web)
巻： J99-A  号： 10  ページ： 399-407 (WEB ONLY)  発行年： 2016年10月01日 
JST資料番号： U0470A  ISSN： 1881-0195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 線形適応フィルタの一つとして,正則化係数を定数としたO(N²)のleaky recursive least-squares(LRLS)アルゴリズムが筆者により報告されている。Prof.Ali H.Sayed等の手法に基づけば時変正則化係数計算アルゴリズムを導入できるが,その計算複雑度はO(N³)となる。本論文では,時変正則化係数の計算精度をほぼ同等に保持したまま,O(N)で計算可能な時変正則化係数計算法を導入したO(N²)のLRLSアルゴリズムを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *漏れ ,  *最小二乗法 ,  *適応フィルタ ,  *時変系 ,  *正則化 ,  *係数 ,  *高速計算 ,  濾波器 ,  アルゴリズム ,  計算量 ,  精度
準シソーラス用語： *再帰的最小2乗法 ,  線形フィルタ ,  計算アルゴリズム ,  計算精度

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  ディジタルフィルタ  (NC04022Z)

引用文献 (17件)：

• S. Haykin, Adaptive Filter Theory, 2nd ed. Prentice Hall, 1991.
• Ali H. Sayed, Adaptive Filters, John Wiley & Sons, 2008.
• 堀田英輔,宮永喜一,“時変信号のための数値的に安定な RLS アルゴリズムの提案,” 信学技報,DSP97-32, June 1997.
• 堀田英輔,宮永喜一,“時変信号のための数値的に安定な RLS アルゴリズムの提案,” 信学論(A),vol.J81-A, no.1, pp.33-43, Jan. 1998.
• E. Horita, K. Sumiya, H. Urakami, and S. Mitsuishi, “A leaky RLS algorithm: Its optimality and implementation,” IEEE Trans. Signal Process., vol.52, no.10, pp.2924-2932, Oct. 2004.

タイトルに関連する用語 (4件)： 正則化 ,  係数 ,  更新 ,  算法