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J-GLOBAL ID：201602261267820144   整理番号：16A1366940

観察者の視点領域を考慮した3次元点群によるデータ軽量化

Data Reduction by 3D Points in Consideration of Viewpoint Positions of Observer

著者 (1件)： 宮地英生 (東京都市大学)
資料名： 可視化情報学会論文集(Web)
巻： 36  号： 8  ページ： 40-45(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0021A  ISSN： 1346-5260  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模な3次元データをスマートフォンなどで表示させるためには,大胆なデータリダクションが必要となる。ここでは,閲覧時の視点範囲を考慮し,閲覧に必要十分な情報を保持することで,オリジナルの3次元データの量や複雑さに関係なく,利用者指定のデータ量に軽量化する手法を提案する。視点範囲が制限される例として,商品パッケージのラベルをマーカとした広告用のAR表示がある。マーカを認識するために,カメラは一定距離より近づくことができず,遠く離れることもできない。また,ラベルの裏側に回ることもできない。このような状況では,いくつかの方向からのレンダリング情報(色情報+Zバッファ)を集めた2.5次元の点群情報で3次元モデルの置換えが可能である。本論文では,そのプロトタイプシステムを紹介し,単純なモデルに対する点群表示の品質評価結果を示す。結果,提案手法は利用者指定の一定量に3次元データを削減し,その点群データで十分な品質で表示できることが解った。(著者抄録)

シソーラス用語： *軽量化 ,  *スマートフォン ,  閲覧 ,  標識 ,  *梱包 ,  *ラベル ,  カメラ ,  レンダリング ,  画像処理 ,  拡張現実感
準シソーラス用語： Zバッファ ,  *観察者 ,  三次元データ ,  *三次元点群データ ,  *視点 ,  色情報 ,  品質評価

著者キーワード (3件)： Visualization ,  Data reduction ,  Augmented reality

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (14件)：

• 1) K. Pentenrieder (2007), C. Bade, F. Doil, and P. Meier. Augmented reality-based factory planning-an application tailored to industrial needs. In ISMAR’07: Proc. 6th Int’l Symp. on Mixed and Augmented Reality,Nara, Japan, Nov. 13-16, IEEE CS Press. ISBN978-1-4244-1749-0 2007,pp.1-9
• 2) F. van Krevelen and R.Poelman. Survey of Augmented Reality Technologies, Applications and Limitations, the International Journal of Virtual Reality, Vol.9, No.2, 2010,pp.1-20
• 3) 正藤 慶一: クウジット、日立の冷蔵庫の設置シミュレーションができるアプリ~AR技術でスマートフォン上に表示, 家電Watch, 2012年1月17日13時08分更新 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/505093.html (2016年6月17日閲覧)
• 4) iemo: 『IKYEAカタログ2016』をチェック!10倍楽しく読む方法、教えます♪, 2016年04月22日更新、 https://iemo.jp/40570 (2016年6月17日閲覧)
• 5) 藤本忠博, 今野晃市, 千葉則茂: ポイントグラフィックス概説:芸術科学会論文誌 Vol.3 No.1, 2004, pp.8-21C

タイトルに関連する用語 (5件)： 観察者 ,  視点 ,  3次元 ,  点群 ,  軽量化