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J-GLOBAL ID：201602261508719280   整理番号：16A1031653

調節可能な不均一触媒作用 反応性と選択性を調節するための不均一Ru/K-Al₂O₃担持触媒のための配位子としてのN-複素環カルベン

Tunable Heterogeneous Catalysis: N-Heterocyclic Carbenes as Ligands for Supported Heterogeneous Ru/K-Al₂O₃ Catalysts To Tune Reactivity and Selectivity

著者 (5件)： ERNST Johannes B. (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  MURATSUGU Satoshi (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  WANG Fei (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  TADA Mizuki (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  GLORIUS Frank (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 138  号： 34  ページ： 10718-10721  発行年： 2016年08月31日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶液中での対応するイミダゾリウムテトラフルオロボラート塩とカリウムtert-ブトキシドの脱プロトン化反応により,2種類の遊離N-複素環化合物(NHS),ジシクロヘキシルイミダゾリデン(ICy(1))とジメシチルイミダゾリデン(IMes(2)),を得た。これらのNHCを担持不均一触媒Ru/K-Al₂O₃上に含浸し,アセトフェノン,trans-スチルベン,オクテン,イソホロン及びフェニルアセチレンの不均一水素化反応を比較した。その結果,修飾NHC当量に依存して生成物の化学選択性が異なることを見いだした。触媒の性質を¹³C固体NMR及びX線光電子分光法により調べ,両触媒とも,NHCによる修飾で構造変化することはなく,いずれもて金属-カルベン結合を形成していることが分かった。

シソーラス用語： *触媒反応 ,  *不均一系反応 ,  担持触媒 ,  *化学修飾 ,  *カルベン ,  *窒素複素環化合物 ,  炭素13NMR ,  X線光電子分光法 ,  *水素化 ,  ナノ粒子 ,  ルテニウム ,  *N-ヘテロ環状カルベン ,  *不均一系触媒反応
準シソーラス用語： *窒素複素環カルベン ,  *不均一触媒反応

分類 (2件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (2件)： (1,3-ジシクロヘキシル-4-イミダゾリン-2-イリデン)ラジカル ,  (1,3-ジメシチル-4-イミダゾリン-2-イリデン)ラジカル

タイトルに関連する用語 (10件)： 調節 ,  不均一 ,  触媒作用 ,  反応性 ,  選択性 ,  Ru ,  Al2O3 ,  担持触媒 ,  配位子 ,  N-複素環カルベン