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J-GLOBAL ID：201602261698473482   整理番号：16A0491617

Sasa veitchii抽出物はマウスに於ける2,4-ジニトロフルオロベンゼン誘導接触過敏症を抑制する

Sasa veitchii extracts suppress 2,4-dinitrofluorobenzene-induced contact hypersensitivity in mice

著者 (3件)： USUDA Haruki (Kinjo Gakuin Univ., Nagoya, JPN) ,  FUJII Hirohisa (Kinjo Gakuin Univ., Nagoya, JPN) ,  NONOGAKI Tunemasa (Kinjo Gakuin Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Food and Agricultural Immunology  (Food and Agricultural Immunology)
巻： 27  号： 3-4  ページ： 523-534  発行年： 2016年05月 
JST資料番号： W0037A  ISSN： 0954-0105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNFB誘導アレルギー性接触皮膚炎(ACD)を発症したモデルマウスにクマザサ抽出物(SE)を経口投与し,皮膚炎症,T細胞種及び排出リンパ節に於けるサイトカイン分泌への影響を検討した。クマザサ抽出物中のMgはCuに置換し,NaOHで加水分解後酸沈殿物をSEとし,Cu-クロロフィル含量2.5mg/mLの溶液を調製し,マウスに0.25mg(低投与)又は0.5mg(高投与)を1日2回経口投与した。皮膚アレルギーは耳介浮腫(ESR)による耳厚で測定した。SEの高投与はESRを抑制し,低投与は効果がなかった。SE投与によるT細胞種のCD4⁺T細胞,CD8⁺T細胞及びTregsへの影響はなかった。SE投与によりサイトカインのIFN-γは減少し,IL-10の変化はなかった。SEはT細胞が分泌するIFN-γ減少によりアレルギー性皮膚炎を抑制すると考えられた。

シソーラス用語： *ササ属 ,  *抽出液 ,  皮膚炎 ,  病態モデル ,  マウス ,  過敏症 ,  経口投与 ,  リンパ節 ,  サイトカイン ,  分泌 ,  アレルギー疾患 ,  *皮膚病 ,  浮腫 ,  T細胞 ,  インターフェロンγ ,  *薬理作用
準シソーラス用語： *植物抽出物 ,  クマザサ ,  皮膚アレルギー ,  耳介浮腫 ,  IFNγ ,  Sasa veitchii

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  皮膚の基礎医学  (GF01020Y)

物質索引 (1件)： 2,4-ジニトロフルオロベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： Sasa ,  抽出物 ,  マウス ,  誘導 ,  接触過敏症