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J-GLOBAL ID：201602261746027087   整理番号：16A0689339

高効果的自浄及び効率的油-水分離のためのフッ素を含まない堅牢なポリジメチルシロキサン(PDMS)-ORMOSIL@織物

Robust fluorine-free superhydrophobic PDMS-ormosil@fabrics for highly effective self-cleaning and efficient oil-water separation

著者 (10件)： Cao Chunyan (National Engineering Laboratory for Modern Silk, College of Textile and Clothing Engineering, Soochow University, Suzhou 215123, China. [e-mail]) ,  Ge Mingzheng ,  Huang Jianying ,  Li Shuhui ,  Deng Shu ,  Zhang Songnan ,  Chen Zhong ,  Zhang Keqin ,  Al-Deyab Salem S. ,  Lai Yuekun
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 4  号： 31  ページ： 12179-12187  発行年： 2016年08月21日 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 簡単で環境にやさしい戦略を用いて超疎水性綿織物を作製した。最初に,織物上に有機物修飾シリカエアロゾル(ORMOSIL)薄膜を堆積し,次いでその上面をポリジメチルシロキサン(PDMS)で被覆した。PDMS-ORMOSIL皮膜は無数の緩いマイクロスケールの細孔を含む一様な三次元フラクタル様構造で表せた。一方,PDMS層は階層的ORMOSIL膜の結合強度を強め,ファイバ上に高度に堅牢な多孔性ネットワークを形成した。親水性綿織物の場合と比較し,この修飾綿織物は高度に超疎水性活性を示し,水接触角は160°より大きく,滑り角は10°以下であった。構築直後のPDMS-ORMOSIL@織物は,100サイクルの摩耗,5回の加速性機械による洗浄に対し,みかけの超疎水性が減少することなしに耐えることができた。また,超疎水性綿織物は強酸性及び強アルカリ性溶液中で非常に安定であった。さらに,超疎水性皮膜は,織物としての重要な物理的性質,例えば強度,空気透過率,柔軟性など,に対する逆効果は全くないか無視できる程度であった。この超抗濡れ性複合体織物が優れた抗汚れ,自浄能及び種々の油-水混合物に対する優れた油-水分離能を有することを示した。この簡便な合成法は,自浄や汎用的油-水分離に対する多機能性織物の大規模合成の可能性を有している。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *油水分離 ,  *織物 ,  シリカゲル ,  高分子有機-無機ハイブリッド ,  ポリジメチルシロキサン ,  *疎水性 ,  フラクタル ,  *表面改質 ,  濡れ ,  自浄作用 ,  *超疎水性 ,  ORMOSIL【シリカ】
準シソーラス用語： ORMOSIL

分類 (2件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  織布  (YM05040J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 油 ,  水 ,  フッ素 ,  ポリジメチルシロキサン ,  PDMS ,  織物