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J-GLOBAL ID:201602262179964567   整理番号:16A1336994

アブラナ属:Brassica rapaおよびBrassica oleraceaではサブゲノムの並列選択が形態型の多様化および収斂的な作物栽培化と関係する

Subgenome parallel selection is associated with morphotype diversification and convergent crop domestication in Brassica rapa and Brassica oleracea
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資料名:
巻: 48  号: 10  ページ: 1218-1224  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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キャベツ,カブ,アブラナなどの作物を含むアブラナ属(Brassica)の種は,極めて幅広い表現型の多様性を示す。アブラナ属のゲノムは全て全ゲノム三倍化(WGT)事象を経ているが,それが表現型の多様化に与えた影響は解明されていない。我々は,多様な形態型を示すBrassica rapaの199アクセッションおよびBrassica oleraceaの119アクセッションの塩基配列再決定を行い,メソ六倍体のサブゲノムのレベルで選択のシグナルを見いだした。葉が結球するという典型的な形質を有するキャベツの形態型に関して,B.rapaのサブゲノムには並列選択(parallel selection)の証拠を示すサブゲノム座位が4か所発見され,B.oleraceaにも同様の座位が4か所認められた。15か所のサブゲノム座位に選択が働いており,それはこの2種の間で共通している。カブ(B.rapa)およびコールラビ(B.oleracea)の塊根または塊茎を形成する形態型の栽培化と関係する強力なサブゲノム並列選択も発見された。以上により,我々は,2つのアブラナ属ゲノムのメソ六倍化が,パラロガスな遺伝子の収斂的なサブゲノム並列選択によって,結球および塊根・塊茎形成性の形態型への多様化に寄与したことを示した。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  遺伝子の構造と化学  ,  進化論一般  ,  植物分類学  ,  作物の品種 

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