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J-GLOBAL ID：201602262666891237   整理番号：16A0441540

肺癌の典型的な呼気ガスを検出するためのPtでドーピングされたカーボンナノチューブに関する理論的研究

Theoretical Study on Pt-Doped Carbon Nanotubes Used to Detect Typical Exhaled Gases of Lung Cancer

著者 (4件)： WAN Qianqian (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  ZHANG Xiaoxing (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  ZHANG Xiaoxing (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  GUI Yingang (Chongqing Univ., Chongqing, CHN)
資料名： Journal of Computational and Theoretical Nanoscience  (Journal of Computational and Theoretical Nanoscience)
巻： 12  号： 10  ページ： 3412-3417  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： W2377A  ISSN： 1546-1955  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,カーボンナノチューブとそれらのドーパントは広く研究されてきた。本報告では,肺癌の2つの主要なガスである,ベンゼン(C₆H₆)とスチレン(C₈H₈)を,肺癌の早期検診を達成するためにカーボンナノチューブによって検出した。真性及びPtでドーピングされた(8,0)カーボンナノチューブが構成され,密度関数理論によって,吸着サイト,結合構造,および吸着エネルギーが計算された。その結果,Ptでドーピングされたカーボンナノチューブは肺癌の呼気ガスの検出能力を効果的に改良できることが示された。真性のカーボンナノチューブは,そのC₆H₆及びC₈H₈に対する低感受性と反応性のため,肺癌の呼気ガスの検出には適していない。しかしながら,肺癌の2つ呼気ガスを吸着するPtでドーピングされたカーボンナノチューブの過程においては,吸着エネルギーは増え,そして,多くの電子が移動し,電子状態が増加する。Ptでドーピングされたカーボンナノチューブは,より高い応答感度をC₆H₆及びC₈H₈を有するので,肺癌の検出に適している。

シソーラス用語： *肺腫瘍 ,  *呼気 ,  *白金化合物 ,  *カーボンナノチューブ ,  *密度汎関数法 ,  吸着 ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物
準シソーラス用語： 肺癌 ,  白金含有化合物 ,  密度関数理論

分類 (2件)： 腫ようの診断  (GE03020J) ,  吸着の電子論  (CB12042Y)

物質索引 (2件)： ベンゼン ,  スチレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 肺癌 ,  呼気 ,  Pt ,  ドーピング ,  カーボンナノチューブ ,  理論 ,  研究