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J-GLOBAL ID：201602262713157944   整理番号：16A0807731

エンジン 化石燃料エンジンの最新技術 商用車用新中型ディーゼルエンジンについて

Development of a New Diesel Engine for Medium-duty Commercial Vehicles

著者 (5件)： 堀内裕史 (日野自動車) ,  杉村永哉 (日野自動車) ,  川崎敏伸 (日野自動車) ,  清水隆治 (日野自動車) ,  岩間英世 (日野自動車)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 70  号： 9  ページ： 57-62  発行年： 2016年09月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日野自動車(株)では,本格的なダウンサイジングエンジンであるA05C型ディーゼルエンジンを開発し,中型トラックに搭載したので紹介する。開発コンセプトは,1)低排出ガスと低燃費の両立,2)多様なニーズへの対応と生産性の両立,ロバスト性の向上,である。主な採用技術は,1)高剛性構造系・運動系,2)2段過給システム,3)高圧噴射コモンレールシステム,4)ディンプルテクスチャ付シリンダライナ,5)補機部品の効率改善,6)圧縮開放式エンジンブレーキシステム,等である。これらにより,現行J07E型エンジンに対し,排気量比で23%のダウンサイジングを行った。エンジン回転数2300rpm以下の領域でトルクが上昇し,最大トルクが5%向上した。燃費は平成27年重量車燃費基準+5%を達成した。

シソーラス用語： *ダウンサイジング ,  *ディーゼル機関 ,  *トラック ,  排ガス ,  燃料消費率 ,  製品開発 ,  生産性 ,  トルク ,  商用車
準シソーラス用語： ディーゼル排出ガス ,  新製品開発 ,  低燃費

分類 (2件)： 圧縮点火機関  (PB02030N) ,  トラック  (QG05030Y)

引用文献 (4件)：

• 岩間英世ほか:中型商用車用新型ディーゼルエンジンの開発,第26回内燃機関エンジンシンポジウム前刷集,20158011(2015)
• 鈴木啓介ほか:第4世代コモンレールシステム,自動車技術会春季大会学術講演会前刷集,No.66-13,20135271(2013)
• Mitsuru Urabe, et al. : Mechanism of and Fuel Efficiency Improvement by Dimple Texturing on Liner Surface for Reduction of Friction between Piston Rings and Cylinder Bore, SAE Technical Paper 2014-01-1661
• Hiroshi Hirabayashi, et al. : Development of New Diesel Particulate Active Reduction System for both NO_x and PM Reduction, SAE Technical Paper 2011-01-1277

タイトルに関連する用語 (4件)： 化石燃料 ,  商用車 ,  中型 ,  ディーゼルエンジン