抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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野菜の露地栽培において肥料施用量の大幅な削減が可能な「うね内部分施用技術」について解説した。「うね内部分施用技術」は肥料施用量を50%削減しても,(1)定植直後から肥料吸収率が高く,(2)100%施用量の従来法と比べても作物収量は同等であり,(3)基肥を削減しても生育・収量に影響が無かった。この理由は,移植した苗の周辺に高い濃度の肥料成分が混合して施用されているので,移植直後から作物の生育が良好であるからであった。したがって寒冷地においても安定的な効果が期待できた。また土壌中への肥料の残留や残留成分の流出を防止できることから環境への負荷を下げることが可能であった。更に施用量削減による大幅なコスト低減効果があった。