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J-GLOBAL ID:201602262941240832   整理番号:16A1033240

南極大陸,Terra Nova湾の湖沼水が新たな汚染物質の光化学的分解を誘発する能力のモデル評価

A model assessment of the ability of lake water in Terra Nova Bay, Antarctica, to induce the photochemical degradation of emerging contaminants
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  ページ: 91-98  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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南極大陸,Terra Nova湾に位置する浅い湖は,南半球の夏の間の数か月(12月半ば~2月初め/半ば)のみ,氷が無い。1年の残りは,氷被覆が光を遮蔽し,水柱での光化学過程を妨げる。先行研究は,これら湖での有色溶存有機物(CDOM)が,光化学的に非常に反応性に富むことを示した。湖水の吸収スペクトル,化学,光化学の過去に得られた実験データに基づき,水深と南極の夏の照射条件を考慮して,フィールド条件での湖水の光反応性について,モデル評価した。選んだ試料汚染物質は,遮光剤ベンゾフェノン-3と抗菌剤トリクロサンで,これらは,良く知られた光反応性物質で,南極大陸の様々な環境マトリックスで見られている。2つの化合物は,南極の夏で,湖水中での数日ないしそれ以下の半減期であり,主にCDOM三重項状態(3CDOM*)との反応による。一般に,氷の中に存在し,氷融解(12月の夏至のあたり)により湖水に放出される汚染物質は,3CDOM*との速い反応が進むと,直ぐに光分解される。いくつかの化合物で,重要な3CDOM*反応は,トリクロサンの塩基性(アニオン性)形態からの2,8-ジクロロジベンゾダイオキシンなど,有害な二次汚染物質の生成させる可能性がある。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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湖沼汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  水圏・生物圏の地球化学 
物質索引 (3件):
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