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J-GLOBAL ID：201602263032112878   整理番号：16A0441581

最終レベルキャッシュの位置ベースプロモーションポリシー

Position-Based Promotion Policy for the Last Level Cache

著者 (3件)： PENG Manman (Hunan Univ. Changsha, CHN) ,  YU Bin (Hunan Univ. Changsha, CHN) ,  ZHU Tingting (Hunan Univ. Changsha, CHN)
資料名： Journal of Computational and Theoretical Nanoscience  (Journal of Computational and Theoretical Nanoscience)
巻： 12  号： 10  ページ： 3705-3714  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： W2377A  ISSN： 1546-1955  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最終レベルのキャッシュはプロセッサとメインメモリ間の長い遅延の緩和に重要である。最近の研究でキャッシュ挿入における再参照(または再使用)予測の変化によるキャッシュ性能の向上の可能性が示されているが,これはキャッシュヒットと同じ予測を形成するため,キャッシュヒットがあっても,ブロックはオーダチェーンの先頭にプロモートされ,キャッシュブロックが再参照され再度の再使用がなかった場合,潜在的にキャッシュ性能の劣化をもたらす。これに対し,本文は,再参照間隔予測(RRIP)チェーンにおける位置をベースとする再使用ブロックの再参照間隔を予測するポジションベースプロモーション法(PPP)を提案した。PPPはRRIPに若干のハードウェア改変を必要とする。RRIPとの組合せにより,PPPはリセンシーと頻度情報を同時に扱うこととなる。評価の結果,オリジナルのRRIPに対し0.74%以上のスピードアップを実現し,最小最近使用(LRU)置換に対しそれぞれ3.2%および2.4%上回った。

シソーラス用語： *キャッシュメモリ ,  *遅れ ,  *参照 ,  ルックアップテーブル ,  *アルゴリズム
準シソーラス用語： *時間遅れ ,  *LRU ,  *再参照

分類 (1件)： 記憶装置  (JC04060F)

タイトルに関連する用語 (1件)： キャッシュ