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J-GLOBAL ID:201602263060934840   整理番号:16A0391198

有機太陽電池の界面構造とデバイス性能の相互作用: 低仕事関数金属,カルシウムに関する事例研究

Interplay between Interfacial Structures and Device Performance in Organic Solar Cells: A Case Study with the Low Work Function Metal, Calcium
著者 (11件):
資料名:
巻:号:ページ: 2125-2131  発行年: 2016年01月27日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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電荷キャリア再結合への界面構造の影響をより良く理解することは,効率の高い有機太陽電池(OPV)の開発に役立つ。ここでは,過渡光電圧と電荷抽出に加えてシンクロトロン放射光電子分光を併用し,界面とデバイス性能の相関について知見を得た。PCDTBT/PC71BMベースのデバイスを対象に,電子収集層として2通りのカソード(Ca/Al,Al)を用い,Ca中間層の有無と界面の効果を調査した。Alカソードのデバイスと比べ,Ca中間層を用いたデバイスは低い再結合を示した。さらに,バンド構造をもとに,中間層によって生ずるダイポールモーメントが電子抽出の容易化と界面からの正孔駆逐を可能とし,再結合損失の低減をもたらすことを示した。以上の結果は,Ca中間層を用いたデバイスの効率改善の説明に役立つ。
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分類 (1件):
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太陽電池 

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