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J-GLOBAL ID:201602263874341609   整理番号:16A0934672

有機微量汚染物質の存在と除去:EU決定2015/495の監視対象リストの概観

Occurrence and removal of organic micropollutants: An overview of the watch list of EU Decision 2015/495
著者 (5件):
資料名:
巻: 94  ページ: 257-279  発行年: 2016年05月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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環境中への微量汚染物質の法的な排出基準値は無いが,この数年間にいくつかの規制が公表されている。最近,欧州連合(EU)全域のモニタリングのための監視対象リストが,2015年3月20日の決定2015/495/EUに報告された。最初の監視対象リストは,指令39/2013/EUが以前に含めるように勧告した物質,すなわち2種類の薬剤(ジクロフェナクと合成ホルモン17α-エチニルエストラジオール(EE2))及び天然ホルモン(17β-エストラジオール(E2))の他に10物質/物質群も取り上げており,それらは,3種類のマクロライド系抗生物質(アジスロマイシン,クラリスロマイシン及びエリスロマイシン),他の天然ホルモン(エストロン(E1)),幾種類かの殺虫剤(メチオカルブ,オキサジアゾン,イミダクロプリド,チアクロプリド,チアメトキサム,クロチアニジン,アセタミプリド及びトリアラート),UV吸収剤(4-メトキシけい皮酸2-エチルヘキシル)及び食品添加物として普通に使われている酸化防止剤(2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール)である。決定2015/495/EUに含まれている大部分の物質の除去についは,とくに環境水試料中の現実的な濃度に関してほとんど分かっていないので,本レビューは以下の諸点を目的としている。1)水分野における欧州の政策を概観する,2)微量汚染物質の除去に最も普通に使われる標準的及び高度処理プロセスを概略説明する,3)EUのモニタリングの最初の監視対象リスト(決定2015/495/EU)に最近含められた10物質/物質群の水マトリクス中の存在と除去について,過去10年に公表された関連データを要約する,及び4)監視対象リストのいくつかの物質に関する報告,無添加の水マトリクスの調査及び変換副産物の評価が不足していることを明らかにする。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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下水道工学,廃水処理一般  ,  その他の汚染原因物質 
タイトルに関連する用語 (3件):
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