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J-GLOBAL ID:201602263980986276   整理番号:16A1212489

5-アミノレブリン酸の効率的生産のためのCorynebacterium glutamicumの代謝工学

Metabolic engineering of Corynebacterium glutamicum for efficient production of 5-aminolevulinic acid
著者 (21件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 1284-1293  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: D0019A  ISSN: 0006-3592  CODEN: BIBIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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5-アミノレブリン酸(5-ALA)は,最近医薬及び農業分野への潜在的応用に対し大いに注目を集める。本研究において,Corynebacterium glutamicumを,C4経路による5-ALA生産のために遺伝子操作した。Rhodobacter sphaeroides由来の5-ALAシンターゼをコードするHemAをコドン最適化し,C.glutamicum ATCC13032中で発現した結果,5-ALAの蓄積が得られた。酢酸及び乳酸の形成に関与する既知の遺伝子全ての欠失により,更に生産は強化された。フェノールピルビン酸カルボキシラーゼをコードするppc遺伝子の過剰発現は,5-ALAの蓄積を2.06±0.05g/Lにした。更に,高分子量ペニシリン結合蛋白質(HMW-PBPs)遺伝子,pbp1a,pbp1b及びpbp2bの欠失は,5-ALA生産をそれぞれ13.53%,29.47%及び22.22%増強した。最後に,5-ALA生産は,トレオニン/ホモセリン輸送体をコードするrhtAの非相同的発現により,振盪フラスコで3.14±0.02g/Lに増強され,添加したグリシンの86.77%は,振盪フラスコで5-ALA生産に向けられた。操作されたC.glutamicum ALA7株は5Lバイオリアクタ中で,5-ALAを7.53g/L生産した。本研究は,5-ALAの代謝性生産のためのプラットフォームとして,C.glutamicumの潜在的有用性を実証した。HMW-PBPsの代謝工学による細胞透過性の変化は,C.glutamicumにおける生物化学的生産に対する新しい戦略を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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遺伝子操作  ,  微生物代謝産物の生産 
タイトルに関連する用語 (3件):
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