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J-GLOBAL ID:201602264458264551   整理番号:16A1110205

一人称視点映像を用いたランキング学習による相対的地位の推定

Estimating Relative Social Status using Learning-to-Rank in First-person Perspectives
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 208(PRMU2016 54-89)  ページ: 279-286  発行年: 2016年08月29日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,ソーシャルインタラクションのさらなる理解を目的に,話者間の相対的地位を推定する手法を提案する。地位とは,例えば教授と学生等の社会的立場であり,相対的地位は,相手が目上か目下かといった社会的関係である。我々は,人との接し方が相手に応じて変化することに着目し,会話中の非言語コミュニケーションを解析することにより相対的地位を推定する。ここで,相手がどの程度目上かといった,相対的地位の大きさを定量的に定めることが難しいことが問題となる。これに対し,本研究では,相対的地位の大小関係(例えば,学生から見た教授の相対的地位は,学生から見た助教の相対的地位よりも大きい)を決めることは難しくないということに注目し,大小関係の拘束条件を用いたランキング学習により相対的地位を求める。また,人との接し方の差異を抽出するために,会話相手を近距離かつ正面から撮像可能な一人称視点映像を用い,深層畳み込みニューラルネットワーク(CNN)により特徴量を抽出する。さらに,一人称視点映像のカメラ装着者の頭部の動きの影響を除去するために,映像中の顔の座標を基に画像を補正し,プーリング処理を行うFace-aligned spatio-temporal poolingを提案する。実験では,28組の対面会話映像を用いて提案手法の有効性を確認した。(著者抄録)
シソーラス用語:
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