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J-GLOBAL ID:201602264724928722   整理番号:16A1051886

損傷を受けた成体の運動野へ移植した胎児皮質ニューロンの発達と成熟

Development and Maturation of Embryonic Cortical Neurons Grafted into the Damaged Adult Motor Cortex
著者 (15件):
資料名:
巻: 2016  号: Aug  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒト中枢神経系の損傷は,自己修復能力が低いために壊滅的な結果になり得る。機能しなくなったニューロンを置き換えて回路を回復させることを目指す神経移植は,有望な治療法であることが示されてきた。これまでに著者らは,皮質に損傷を受けたげっ歯類の動物モデルにおいて,移植した胎児皮質ニューロンが特異的な投射パターンとシナプスを再構築できることを報告して来た。本研究は,損傷した成体運動皮質に胎児の皮質を移植し,ビボでの時空間的な発達とその軸索投射を詳細に評価した。移植2週後には,損傷を受けた運動皮質のニューロブラストは皮質の適切なターゲットに投射を形成していた。移植されたニューロンは,初めは未成熟な特徴を有していたが,その後成熟した形に分化して多くがグルタミン酸作動性となり,一部がGABA作動性の皮質神経表現型へと成熟した。CTIP2,Cux1,FOXOP2,Tbr1の特異的なマーカーで同定したすべての皮質サブタイプが移植後に生まれたことが,BrdUの同時標識で示された。本研究で示したデータは,胎児細胞を皮質ニューロンの前駆細胞として胚性幹細胞で置き換えることを目指す将来の研究に対して,生物学的標準を示した点において興味深いものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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