文献
J-GLOBAL ID:201602264789127314   整理番号:16A1366584

射出成型に利用するためのETFEとPPS射出成形品からの分解ガス中のコバルト・クロム・モリブデン合金の腐食摩耗に関する研究

Study on Corrosive Wear of Co-Cr-Mo Alloy in Decomposed Gas from ETFE and PPS for Injection Molding Application
著者 (5件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 540-546(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0046A  ISSN: 1881-2198  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
射出成型は世界でプラスチック製品を大量生産する主要な製造プロセスである。いくつかのプラスチックは溶融プロセスの間分解ガスを生成するので,金属に対して強い耐食性を持つ。本稿では,溶融プラスチック中のコバルト・クロム・モリブデン合金(以後CCM),ニッケルをベースとした合金,鋼の摩耗について新しく開発した摩耗試験機を用いて調べた。試料は50hの間,10MPaおよび100rpmで溶融したガラス繊維,つまり強化エチレンテトラフルオロエチレン(FTFE)またはポリフェニレンスルフィド(PPS)の中で回転させられた。CCMはニッケル合金や鋼に比べて優れた耐摩耗性を示した。摩耗したCCM表面波走査電子顕微鏡(SEM)エネルギー分散型X線分光法(EDX)およびX線光電子分光法(XPS)を用いて検査された。クロムとコバルト酸化物の形成は,腐食に対するCCMの抵抗に重要な役割を果たすために,決められた。クロムとコバルトの酸化物層の厚さはCCM試料の表面から160nmの深さに達した。このようにCCMは分解ガスにおける厳しい摩耗に晒されるポリマー成形における機械部品への応用の候補である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固体の機械的性質一般  ,  潤滑一般  ,  材料学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (14件):
  • [1] Kazmer, D. O., “Injection Mold Design Engineering,” Hanser, Cincinnati, 2007.
  • [2] Bienk, E. J. and Mikkelsen, N. J., “Application of Advanced Surface Treatment Technologies in the Modern Plastics Moulding Industry,” Wear, 207, 1997, 6-9.
  • [3] Bergstrom, J., Thuvander, F., Devos, P. and Boher, C., “Wear of Die Materials in Full Scale Plastic Injection Moulding of Glass Fiber Reinforced Polycarbonate,” Wear, 251, 2001, 1511-1521.
  • [4] Bull, S. J. and Zhou, Q., “A Simulation Test for Wear in Injection Moulding Machines,” Wear, 249, 2001, 372-378.
  • [5] Ishikawa, K. (ed.), “New Polymer Materials and Technology Handbook,” Industrial Technology Service Center, Tokyo, 1988 (in Japanese).
もっと見る

前のページに戻る