抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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音声信号は複数の正弦波状の成分を含む周波数構造を有し,それは時間とともに変化する。短時間Fourier変換(STFT)は音響信号の時間周波数分析だけでなく,特徴抽出,雑音除去,音源分離,アレイ信号処理等の音響信号処理に広く用いられてきた。ここでは数式を通じて短時間Fourier変換とその逆変換の性質及び応用として位相復元の話題について平易に解説する。具体的には短時間Fourier変換としての定義,フィルタバンクとしての解釈,短時間Fourier変換の振幅と位相,及び逆短時間Fourier変換としては,オーバラップ加算,完全再構成条件,短時間Fourier変換の冗長性,最適合成窓,及び位相復元にわたって述べる。