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J-GLOBAL ID：201602265243040288   整理番号：16A1010562

ヨルダン・ヴァレー断層帯の最新変位痕跡

著者 (6件)： 東郷正美 (法政大) ,  長谷川均 (国士舘大) ,  石山達也 (東大 地震研) ,  後藤智哉 (グリーン航業) ,  牛木久雄 ,  AL-QARYOUTI Mahmoud (ヨルダン・エネルギー天然資源省 地震観測セ)
資料名： 法政大学多摩研究報告  (Bulletin of Hosei University at Tama)
巻： 31  ページ： 1-10  発行年： 2016年05月30日 
JST資料番号： L7566A  ISSN： 0912-5736  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イスラエルのガリラヤ湖東縁から南下して死海西縁に達するヨルダン・ヴァレー断層帯(JVF)は,アラビアプレートの西縁を画する死海トランスフォーム断層(DST)の動きを反映した巨大な活断層系の一部である。本稿では,ヨルダン天然資源庁で入手した1950年代に英空軍が撮影した空中写真および現地調査から見出した本断層帯の最新活動痕跡の一つと見なせる貴重な変位地形の実態を記載し,JVFの最新活動の分析を試みた。空中写真にJVFの断層線を示し,現地で撮影した断層変位地形を呈示した。現地でJVFの最新活動で生じた地表地震断層の一部を見出したが,その時期を正確に特定するには至らなかった。しかし,その地震の際に10mを超える地表変位が生じたことを明らかにした。今後は発生時期の特定が重要な課題の一つとなる。

シソーラス用語： *ヨルダン・ハシェミット王国 ,  *活断層 ,  空中写真 ,  地形 ,  *地震断層 ,  変位 ,  露頭
準シソーラス用語： アラビアプレート ,  ヨルダン・バレー断層帯 ,  断層帯 ,  断層変位

分類 (1件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヨルダン ,  断層帯 ,  変位 ,  痕跡