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J-GLOBAL ID：201602265297594295   整理番号：16A1349231

房総半島内房の開放的な砂浜海岸と保護的な砂浜海岸における魚類群集構造の比較

著者 (6件)： 青木友寛 (東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻) ,  碓井星二 (東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻) ,  金井貴弘 (東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻) ,  青木茂 (東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻) ,  岡本研 (東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻) ,  佐野光彦 (東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 82  号： 4  ページ： 569-580(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2014年12月,2015年3, 7, 9月に,房総半島内房の開放的な砂浜海岸と保護的な砂浜海岸において,物理・生物的環境と魚類群集の構造を調べ,砂浜海岸間で比較した。物理的環境(波高と濁度)は砂浜海岸間で異なっていたが,生物的環境(魚類の餌となる浮遊性,表在性,埋在性無脊椎動物の個体数)と魚類群集構造(種数,総個体数,種組成,主要な食性グループの種数と個体数,優占種の個体数,体長組成)には砂浜海岸間でほとんど違いは認められなかった。ただし,ボラの個体数には差がみられ,保護的な砂浜海岸で多かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 半島 ,  *魚群 ,  *海岸 ,  *生息環境 ,  優占種 ,  組成 ,  食性 ,  波浪
準シソーラス用語： 房総半島 ,  *魚類群集 ,  *砂浜海岸 ,  魚種組成

著者キーワード (5件)： 開放的な砂浜海岸 ,  魚類群集構造 ,  物理・生物的環境 ,  房総半島 ,  保護的な砂浜海岸

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (51件)：

• 1) Brown AC, McLachlan A. Ecology of sandy shores. Elsevier, Amsterdam. 1990.
• 2) 木下 泉.砂浜海岸の成育場としての意義.「砂浜海岸における仔稚魚の生物学」(千田哲資,木下 泉編)恒星社厚生閣,東京.1998; 122-133.
• 3) 須田有輔,早川康博.「砂浜海岸の生態学」東海大学出版会,平塚.2002.
• 4) Selleslagh J, Amara R. Inter-season and interannual variations in fish and macrocrustacean community structure on a eastern English Channel sandy beach: influence of environmental factors. Estuar. Coast. Shelf Sci. 2007; 77: 721-730.
• 5) Inoue T, Suda Y, Sano M. Surf zone fishes in an exposed sandy beach at Sanrimatsubara, Japan: does fish assemblage structure differ among microhabitats? Estuar. Coast. Shelf Sci. 2008; 77: 1-11.

タイトルに関連する用語 (3件)： 房総半島 ,  砂浜海岸 ,  魚類群集