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J-GLOBAL ID:201602265988594352   整理番号:16A0565427

手乾燥家庭でのウイルス分散の可能性評価

Evaluation of the potential for virus dispersal during hand drying: a comparison of three methods
著者 (2件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 478-486  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:手の乾燥中の周辺環境へのウイルス分散と汚染の可能性について,紙タオル(PT),温風乾燥機(WAD)とジェットエアドライヤー(JAD)の3とおりの手乾燥の方法を比較するために,MS2バクテリオファージのモデルを使用した。方法と結果:参加者はMS2バクテリオファージ懸濁液で手袋をはめた手を洗い,3とおりの手乾燥装置の一つで手を乾燥した。各装置の周辺領域におけるMS2の存在量を,プラークアッセイを用いて測定した。試料は,様々な高さと距離に配置された指示株を含むプレート並びに空気から収集した。0.15~1.65mの範囲の高さで,JADはWADとPTと比較して,それぞれ平均60と1300倍以上のプラーク形成単位(PFU)を分散させた(P<0.0001)。JADは,3mまでで試験した全ての距離でWADとPTに比べて合計でそれぞれ平均20と190倍以上のPFUを分散した(P<0.01)。使用15分後に,各装置周辺で採取した空気試料は,JADがWADとPTと比較してそれぞれ平均50と100倍以上のPFUを分散することを示唆した(P<0.001)。結論:WADとPTに比べてJADの使用は,人為的に汚染させた手からMS2バクテリオファージの分散は有意に大きく,さらなる分散をもたらした。研究の意義と影響:医療現場や食品業界などの感染予防の事項が最重要な分野では,手乾燥装置の選択は慎重に顧慮すべきであった。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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ウイルスの生理一般  ,  微生物の生態  ,  建物内の給排水・衛生設備 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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