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J-GLOBAL ID:201602266062785236   整理番号:16A1305518

可聴音を用いた位相干渉に基づく対象物までの距離測定 -音響測距法の原理と進展-

著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 330-339(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0221A  ISSN: 1882-0875  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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様々な工学分野において対象物までの距離は重要な情報である.音響信号を用いて距離を測定する場合,測定対象物に向けてパルス音を送出し,それが反射波として返ってくるまでの時間から距離を推定する方法が一般的である.しかしこの手法は,送信波と反射波が時間的に重なるほどの近距離に対しては推定が困難となる.一方,マイクロ波レーダの分野において,定在波を利用することによって,複数の測定対象に対して,それらが0mに近い至近距離にあっても距離推定が可能な手法が提案され,定在波レーダと呼ばれている.我々は,音響信号を用いた距離推定に定在波レーダの原理を適用することによって,0mに近い至近距離にある対象物に対して正確な距離推定を行う手法について検討してきた.本論文では,我々の提案している可聴音を用いた位相干渉に基づく距離測定の原理について述べたのち,解析信号の導入に基づく0m付近に対象物が存在する場合の近距離計測法について詳しく説明する.シミュレーションや実音場への適用例も示す.(著者抄録)
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その他の音響応用 
引用文献 (22件):
  • (1)伊藤健一, 超音波のはなし, 日刊工業新聞社, 東京, 1982.
  • (2)上保徹志, “0mから測距可能な定在波レーダ,” 電学論C, vol.125, no.11, pp.1646–1651, 2005.
  • (3)T. Uebo, Y. Okubo, and T. Iritani, “Standing wave radar capable of measuring distances down to zero meters,” IEICE Trans. Commun., vol.E88-B, no.6, pp.2609–2615, June 2005.
  • (4)T. Uebo, T. Kitagawa, and T. Iritani, “Short range radar utilizing standing wave of microwave or millimeter wave,” Proc. IEEE Intelligent Vehicles Symposium 2001, pp.95–99, 2001.
  • (5)N. Nakasako, T. Uebo, A. Mori, and N. Ohmata, “Fundamental consideration on distance estimation using acoustical standing wave,” IEICE Trans. Fundamentals, vol.E91-A, no.4, pp.1218–1221, April 2008.
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