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J-GLOBAL ID：201602266231007765   整理番号：16A1061578

太径鉛プラグ入り積層ゴム支承の繰返し載荷試験

著者 (7件)： 村松晃次 (大成建設) ,  日比野浩 (大成建設 技術セ) ,  猪野晋 (大成建設) ,  栗栖藍子 (大成建設 技術セ) ,  小室努 (大成建設 技術セ) ,  仲村崇仁 (オイレス工業) ,  和氣知貴 (オイレス工業)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 22  号： 52  ページ： 987-992  発行年： 2016年10月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)は,入力されたエネルギーを熱に変換するため,繰返し載荷時に鉛プラグの温度が上昇し,その影響で鉛プラグの耐力が低下することが指摘されている。鉛プラグの特性がより顕著になると考えられる太径鉛プラグ入りLRB(鉛プラグ径/ゴム径=20%)を用いて,熱による特性変動を把握するために行った繰返し載荷試験について,標準的な鉛プラグ径で得られている特性との比較を含めて報告した。一方向加振試験により,試験体サイズが大きいほど加振中の鉛プラグ温度が高くなり,降伏荷重の低下率が大きくなること,などが分かった。

シソーラス用語： *免震装置 ,  大口径 ,  繰返し荷重 ,  載荷試験 ,  サイズ効果 ,  終局荷重 ,  温度依存性 ,  昇温 ,  数値解析 ,  シミュレーション ,  温度分布 ,  正弦波 ,  振動試験 ,  荷重-変形関係 ,  温度変動 ,  周波数依存性 ,  剪断歪 ,  地震応答 ,  復元力
準シソーラス用語： 鉛プラグ入り積層ゴム支承 ,  太径 ,  熱伝導解析

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (8件)：

• 1) 池田正樹,今岡哲男,金澤健司,薮内耕一,山本知史,神保雅一,梅木芳人:原子力施設の免震技術の開発(その 13)実規模免震装置の破断試験(全体概要),日本建築学会大会学術講演梗概集,構造 II,pp.1143~1144,2015
• 2) 仲村崇仁,河内山修,宮崎充,高岡栄治,竹中康雄,北村春幸:大振幅繰返し変形を受ける積層ゴム支承の熱・力学的連成挙動に関する研究(その 3実大鉛プラグ入り積層ゴム動的加振実験),日本建築学会大会学術講演梗概集,B-2,pp.871~872,2007
• 3) 社団法人日本免震構造協会:免震構造-部材の基本から設計・施工まで-,株式会社オーム社,2010
• 4) LRB 技術資料,技術資料 No. K-99-H-0026,オイレス工業株式会社,2000.6
• 5) 仲村崇仁,菊地優,石井建,河内山修:鉛プラグ入り積層ゴムの水平二方向復元力特性に関する研究,日本建築学会構造系論文集,第 77 巻,第 681号,pp.1663~1671,2012.11

タイトルに関連する用語 (3件)： 太径 ,  鉛プラグ入り積層ゴム支承 ,  繰返し載荷試験