抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水稲栽培における除草効果の変動要因について検討した。水稲除草剤を使用して,水稲除草剤適2試験により,変動要因として移植時期,温度条件および日本の6地域に分けて,水稲の主要な雑草であるノビエの葉齢の進展速度を測定することによってその生育速度を調査した。その結果,水稲の移植時期が早いほどノビエの葉の進展速度が遅くなった。移植後15日間の平均気温が低いほどノビエ葉の進展速度は遅くなった。またこれに関連して全国的に水稲の移植時期の違いやそれに伴う除草剤処理時の温度条件が異なることから,雑草の生育状態も大きな差が生じた。以上,著者は除草剤の使用に当たっては栽培の環境条件に適応する方法が重要であることを提起した。