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J-GLOBAL ID：201602266374181164   整理番号：16A1217583

水素用アルミニウム合金の使用環境と国際標準化に向けた試験方法

Service Environment and Testing Method for Global Standardization of Aluminum Alloys Related to Hydrogen

著者 (1件)： 伊藤吾朗 (茨城大 工)
資料名： 材料と環境  (Corrosion Engineering of Japan)
巻： 65  号： 11  ページ： 432-437  発行年： 2016年11月15日 
JST資料番号： F0006A  ISSN： 0917-0480  CODEN： ZAKAEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水素関係用途の使用可能なアルミニウム合金を定義するための国際標準化を目的とした国家プロジェクトについて,試験方法に焦点を当てて述べた。このプロジェクトでは,湿潤ガス環境下での応力腐食割れ(HG-SCC,湿潤ガス応力腐食割れ)試験が最も適切な試験として提案されている。過剰シリコン(Si)型の6000系合金では,Cuを含む合金では耐HG-SCC性を有するのに対して,Cuを含まない合金では,耐HG-SCC性を持たないことが分かった。6000系合金の応力腐食割れに関する知見は,7000系合金に比べて不足しているため,今後更なる研究が必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  水素 ,  *圧力容器 ,  内燃機関自動車 ,  燃料電池自動車 ,  水素燃料 ,  プロジェクト ,  国家政策 ,  標準化 ,  国際化 ,  環境 ,  利用 ,  行政機関 ,  研究開発 ,  評価 ,  *評価試験 ,  *材料試験 ,  *応力腐食割れ ,  銅添加合金 ,  気体 ,  湿潤 ,  ケイ素含有合金 ,  耐食性
準シソーラス用語： NEDO ,  高圧水素 ,  国家プロジェクト ,  *国際標準化 ,  *材料評価 ,  使用環境 ,  水素燃料自動車 ,  湿潤ガス

分類 (3件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  材料試験  (HB02020U) ,  技術の標準化・規格  (WA01060R)

引用文献 (41件)：

• 1)30 Years of NEDO, NEDO, p.88 (2010).
• 2)Scenario for the Diffusion of Fuel Cell Vehicles and Hydrogen Infrastructures 2010, 〈http://www.fccj.jp/pdf/22_csj.pdf〉.
• 3)A. Sakakida, Materials for Storage and Safety of Hydrogen, Science & Technology, p.227 (2010).
• 4)Scenario for the Diffusion of Fuel Cell Vehicles and Hydrogen Infrastructures 2010, 〈http://www.fccj.jp/pdf/fccj_pamphlet.pdf〉.
• 5)T. Yamamoto and Y. Sakaguchi, Aluminium, 14, p.109 (2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素 ,  アルミニウム合金 ,  使用環境 ,  標準化 ,  試験方法