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J-GLOBAL ID:201602266626461311   整理番号:16A0491594

結合されたオゾン注入と半乾燥化学プロセスを使用したガラス溶融の煙道ガスからの酸化窒素と酸化硫黄の同時除去

Simultaneous Removal of NOx and SOx from Flue Gas of a Glass Melting Furnace using a Combined Ozone Injection and Semi-dry Chemical Process
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 211-218  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: C0746A  ISSN: 0191-9512  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸化窒素と酸化硫黄は火力発電所,工場,自動車,船舶などでの化石燃料の燃焼で発生する。これらの物質は主要な大気汚染物質であり,光化学オキシダントや酸性雨の発生で主要な役割を演じる。本研究ではプラズマ化学ハイブリッドプロセスと組合せた半乾燥型脱硫リアクタを使用して,酸化窒素と酸化硫黄を除去する研究室規模の実験を行った。実験では内径56 mm,長さ1000 mmのリアクタへ温度が300°Cの擬似的な煙道ガスを導き,リアクタ内部でのオゾンガスへの暴露,亜硫酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの水溶液の噴霧で煙道ガス中の汚染物質を除去し,リアクタの出力ガスのガス分析を行った。リアクタ内での煙道ガスの温度,酸化窒素と二酸化硫黄の濃度を測定し,以下の結論を得た。入力ガス中の一酸化窒素と窒素酸化物の濃度は100 ppmと115 ppmであったが,オゾンの注入でそれぞれ24 ppmと61 ppmへ低下した。二酸化硫黄の濃度は約100 ppmであったが,溶液の噴霧(噴霧の流速:40~60 pL/min)で二酸化硫黄の濃度は漸減し,最終的に10 ppmになった。ガス温度は溶液噴霧で80°Cに低下したが,噴霧の停止で250°Cになった。結果として一酸化窒素はオゾンの注入で二酸化窒素へ効果的に酸化され,最終的に一酸化窒素と窒素酸化物の除去率はそれぞれ90%と50%になった。また最終的な二酸化硫黄の除去率は84%であった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の化学的処理  ,  排ガス処理法  ,  ボイラ付属装置  ,  酸化,還元 

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