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J-GLOBAL ID:201602266642782935   整理番号:16A1349347

GA3+4及びGA4+7の単独処理,及びプロヘキサジオンカルシウム剤との混合処理が,ニホンナシ‘幸水’の果実発育に及ぼす影響

Effects of GA3+4 and GA4+7 Application Either Alone or Combined with Prohexadione-Ca on Fruit Development of Japanese Pear ‘Kosui’
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 201-208(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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植物成長調節剤によるニホンナシ‘幸水’果実の肥大促進を目的に,GAを不活性化するGA2βヒドロキシル化の阻害剤であるプロヘキサジオン-カルシウム(1%,PCa;BAS-125)を添加したジベレリン(GA)3+4ペースト[2.7%(w/w);A3:A4=90:10)またはGA4+7ペースト[2.7%(w/w);A4:A7=66:34)ペーストを,満開約30日後に果梗へ塗布した。その結果,GA3+4+PCa処理では,初期段階だけで果実の肥大を促進し,収穫時の果実重は,無処理の場合と比較して,有意差は見られなかった。これに対して,GA4+7処理では,収穫期の果重が,無処理の場合と比較して重くなった。また,GA4+7+PCa処理では,収穫時の果重がさらに重くなった。GA3+4処理して1週間後時点の果肉中のGA4濃度は,PCaの添加の有無にかかわらず,処理の影響が見られなかったが,GA4+7+PCa処理をすると増加が見られ,収穫期の果重が有意に重くなった。GA4+7単独処理では,GA4濃度が無処理の場合のほぼ2倍になったが,有意差は見られなかった。本研究結果から,収穫時の果重は,処理1週間後の果肉中のGA4濃度が高い場合で重くなることが示された。GA4+7+PCa処理果で,GA4+7単独処理果よりもGA4濃度が高くなるのは,2βヒドロキシル化を阻害することでGA4のGA34への不活性化を阻害するPCaの作用によるものと考察された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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果樹  ,  植物成長調整剤  ,  植物ホルモン 
引用文献 (21件):
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