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J-GLOBAL ID:201602266971897725   整理番号:16A1090279

日本のエネルギー次の一手 7)先見の明

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資料名:
巻: 36  号: 11  ページ: 54-55  発行年: 2016年10月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年3月の東日本大震災では,東京電力福島第一原子力発電所(福島第一)は,発電所の敷地高さ10mを大きく超える15mの津波に襲われ,安全装置は損壊され,すべての電源などの動力源が立たれて,未曽有の原子力災害及びそれによる環境汚染を起こした。福島第一のサイトを設計する際には,当時の津波想定高さは,この地方一帯で約3mであるのに対し,サイトの高さを,十分に余裕をもって,10mとした。一方,東北電力女川原子力発電所(女川原発)は,福島第一に続いて1960に設計,建設を始めたが,土木設計は大きく異なるものとなった。女川原発の土木工事の方針を決める委員会において,大方は福島第一と同じ12mと決まりかかっていたが,委員会に加わっていた電力中央研究所の平井弥之助が自ら行った過去の津波の調査結果から,余裕をもって15mの高さを提言して譲らず,説得しきった。この技術者の先見性と同時に,それを生かした当時の社長の決断が重要な役割を持っていた。エネルギーの確保には,50年先,100年先を見る先見性が求められる。
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分類 (3件):
分類
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水冷却炉の安全性  ,  エネルギー資源及び開発  ,  原子力発電 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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