文献

J-GLOBAL ID：201602267019225251   整理番号：16A0672402

ISO11031:Cranes-Principles for seismically resistant designの概要

著者 (1件)： 小林信之
資料名： 港湾荷役  (Cargo Handling Japan)
巻： 61  号： 4  ページ： 422-427  発行年： 2016年07月25日 
JST資料番号： S0426A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クレーンに関するISO規格ISO/FDIS 11031(クレーン-耐震設計の原則)が発効の見込みとなった。本稿では,このISO 11031が成立した経緯とその概要について説明した。この規格は,クレーンの耐震設計規格を作成することを日本が提案したこと受けて原案作成が行われたと述べ,その特徴を列挙した。また,地震荷重の算定に関し,修正震度法による地震荷重,応答スペクトル法における地震荷重についてそれぞれ解説した。更に,設計限界値と比較照査に用いる設計応答値を求めるための地震荷重と他の荷重の組み合わせは,ISO8686-1に従って重み付き絶対値和法によるか,SRSS法によって求めると述べ,それぞれについて解説した。最後に震度の計算例を紹介した。ISO11031による設計震度の計算例をJCAS1101による設計震度と比較して表に示した。

シソーラス用語： *国際標準化機構 ,  *耐震設計 ,  規格 ,  日本 ,  *地震荷重 ,  数値解法 ,  震度 ,  *設計基準
準シソーラス用語： ISO【国際機関】 ,  *応答スペクトル法 ,  *比較評価

分類 (2件)： 科学技術の標準化・規格  (AA05000J) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (2件)：

• 日本クレーン協会、クレーン耐震設計指針、JCAS1101、2008
• http://www.j-shis.bosai.go.jp/map/

タイトルに関連する用語 (2件)： DESIGN ,  概要