文献
J-GLOBAL ID:201602267693917676   整理番号:16A1269727

除神経マウスのミトコンドリア標的化による廃用性筋萎縮症における食餌クエルセチンの予防効果

Preventive effect of dietary quercetin on disuse muscle atrophy by targeting mitochondria in denervated mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 31  ページ: 67-76  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クエルセチンは果物,野菜の主なフラボノイドである。クエルセチンが廃用性筋萎縮症とその機構に与える予防効果を明らかにした。右脚の坐骨神経切断(SNX術)により除神経マウスモデルを作成し,後肢を動かなくした。SNX術前14日間のクエルセチン混合食予備摂取はひ腹筋(GM)の筋肉量損失と筋繊維萎縮を予防した。蛋白質分解抑制の主なリン酸化経路であるAktリン酸化はSNX術有無のクエルセチン混合食群で活性化した。SNX術を行ったGMでクエルセチン混合食はミトコンドリアでの過酸化水素生成を抑制し,ミトコンドリアPPARγコアクチベータ1αmRNA発現とNADHデヒドロゲナーゼ4発現を増加させた。クエルセチンとその結合代謝物は萎縮筋のミトコンドリア画分の過酸化水素生成を減少させた。C2C12筋管ではクエルセチンはミトコンドリア画分に達した。これらの結果から,食餌クエルセチンは骨格筋ミトコンドリア標的化により廃用性筋萎縮症を予防した。これはバイオジェネシス減少からのミトコンドリア保護と,ミトコンドリア過酸化水素放出低減によるもので,過酸化水素生成および/またはミトコンドリア抗酸化能向上と関連した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  運動器系の基礎医学  ,  細胞構成体の機能 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る