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J-GLOBAL ID：201602268464256527   整理番号：16A1349399

秋冬どり根深ネギ圃場におけるヒメオオメカメムシ等土着天敵の発生に適したリビングマルチ用ムギの選定

著者 (5件)： 土井誠 (静岡県農林技術研究所) ,  土田祐大 (現:静岡県賀茂農林事務所) ,  片井祐介 (静岡県農林技術研究所) ,  増井伸一 (静岡県農林技術研究所) ,  多々良明夫 (静岡県農林技術研究所)
資料名： 関西病虫害研究会報  (Annual Report of the Kansai Plant Protection Society)
巻： 58  ページ： 123-125(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： F0758A  ISSN： 0387-1002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,全国的にネギアザミウマによる作物被害が問題になっている。静岡県では,本虫の殺虫剤に対する感受性低下が確認され,化学薬剤のみに依存しない土着天敵等を用いたIPM体系の構築が求められている。そこで,本害虫の発生抑制が確認されている各種の土着天敵のうち,ヒメオオメカメムシを中心とする天敵の繁殖に好適で,当県の根深ネギの作型である秋冬作に適した間作麦類品種の検討を行った。ここでは,その検討結果についての報告を行った。

シソーラス用語： *ネギ ,  アザミウマ類 ,  静岡県 ,  *天敵 ,  ナガカメムシ科 ,  *イネ科 ,  *穀類 ,  栽培品種 ,  総合防除 ,  マルチ栽培 ,  *品種選定
準シソーラス用語： IPM ,  ネギアザミウマ ,  ヒメオオメカメムシ ,  *ムギ ,  リビングマルチ栽培 ,  *根深ネギ ,  *土着天敵

分類 (2件)： 生物的防除  (FC05030B) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (7件)：

• 土井 誠・土田祐大・片井祐介・多々良明夫(2014)関西病虫研報 56:111-113.
• 工藤 巌・芳賀和夫(1988)クサキイロアザミウマ.農作物のアザミウマ(梅谷献二・工藤 巌・宮崎昌久編).全国農村教育協会,東京,pp. 128-129.
• 増井伸一・土田祐大・片井祐介(2014)東海地域砂丘地帯のネギ類ほ場における環境保全型農法と関連した生物多様性の指標生物の選抜.農業に有用な生物多様性の指標及び評価手法の開発(研究成果506).農林水産技術会議,東京,pp.181-186.
• 武田光能(2014)植物防疫 68:248-254.
• 鳥倉英徳(2008)水稲・畑作物のアブラムシ類.植物防疫特別増刊号(No. 11)アブラムシ類の見分け方(日本植物防疫協会編).日本植物防疫協会,東京,pp. 6-13.

タイトルに関連する用語 (6件)： 根深ネギ ,  圃場 ,  土着天敵 ,  リビングマルチ ,  ムギ ,  選定