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J-GLOBAL ID:201602269140455683   整理番号:16A0559085

Zea maysのPHT1遺伝子ファミリーの系統的同定,進化および発現分析は,アーバスキュラー菌根菌による根定着に関与するいくつかの新成員を明らかにする トウモロコシ;リン酸輸送体;進化;表現;AMF誘導可能な;プロモーター

Systematic Identification, Evolution and Expression Analysis of the Zea mays PHT1 Gene Family Reveals Several New Members Involved in Root Colonization by Arbuscular Mycorrhizal Fungi
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子のリン酸トランスポータ1(PHT1)ファミリーは,土壌からの無機リン酸塩の取り込みにおいて中心的役割を果たす。しかしながら,全ゲノムに基づくZea mays(トウモロコシ)における,PHT1ファミリーの総合的報告が存在しない。本研究において,全13の仮想PHT1遺伝子(ZmPHT1,1~13)を,バイオインフォマティクス法によって近交系系統B73ゲノムにおいて同定した。次に,それらの機能を酵母PHO84突然変異種補足実験およびqRT-PCR法によって研究した。6染色体(1,2,5,7,8および10)上に分布する13のZmPHT1遺伝子を,2つのパラログ(クラスAとクラスB)に分割した。ZmPHT1;1/ZmPHT1;9およびZmPHT1;9/ZmPHT1;13は,最近の分節重複イベントから生成される。ZmPHT1;1/ZmPHT1;13およびZmPHT1;8/ZmPHT1;10は,初期分節重複イベントから生成される。全13の仮想ZmPHT1は,完全にまたは部分的に酵母Pi取込み突47然変異体を補うことができ,またそれらは明らかに低いPi条件下で,ZmPHT1;1を除きトウモロコシにおいて誘発されることから(p<0.01),ZmPHT1遺伝子の圧倒的多数が低いPi条件に応答できることが分かる。ZmPHT1;2,ZmPHT1;4,ZmPHT1;6,ZmPHT1;7,ZmPHT1;9およびZmPHT1;11は,アーバスキュラー菌根菌(AMF)によって上方制御され,これらの遺伝子がPi吸収および/または輸送の媒介に参加できる可能性を意味した。プロモータ分析は,MYCSとP1BS因子が異なるAMF誘発性ZmPHT1プロモータ領域上で広く分布することを明らかにした。上記の結果を考慮すると,13ZmPHT1遺伝子の5遺伝子は,トウモロコシゲノムにおいて新しく同定されたAMF誘発性の高親和性リン酸トランスポータであった。本結果は,AMF接種下でのPHT1ファミリーの進化,および無機リン酸輸送の分子機構をより良く理解するための基礎を築くことになる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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異種生物間相互作用  ,  分子遺伝学一般 
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