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J-GLOBAL ID：201602269241338001   整理番号：16A1366533

進化を続ける触媒技術の現状と今後を展望する 石油化学触媒の現状と展望

著者 (1件)： 室井高城 (アイシーラボ)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 65  号： 1  ページ： 31-35  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シェールガス革命が始まった米国では大規模エチレンプラントが建設され,エチレン誘導体の需要は賄えるが,プロピレンやブタジエン,芳香族が不足するようになる。したがって石油や天然ガスからの製造触媒が重要になってくる。石油の有効利用のため接触分解(FCC)プロセス,FCC副生軽質オレフィンの利用,分解軽質軽油(LCO)の利用などでFCC触媒が必要である。石油化学原料の有効利用,すなわちナフサ,エチレンの有効利用,ブテン,C₄ラフィネートの利用が必要である。天然ガスの利用ではメタンケミストリー,エタン利用,アルカンケミストリー,またメタノールケミストリーでは軽質オレフィン,芳香族製造,含酸素化合物の合成が狙いである。石油化学品の原料が石油から天然ガスにシフトするに伴って,それに適した触媒の開発が欠かせない。

シソーラス用語： シェールガス ,  化学プラント ,  脂肪族化合物 ,  芳香族炭化水素 ,  *石油 ,  *天然ガス ,  *触媒 ,  ナフサ ,  抽残液 ,  アルカン ,  オレフィン化合物 ,  *石油精製 ,  流動接触分解 ,  アルカジエン ,  アルケン ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： FCC触媒 ,  エチレンプラント ,  エチレン誘導体 ,  ラフィネート

分類 (2件)： 触媒操作  (XE01050T) ,  精製プロセス  (YF02050E)

物質索引 (4件)： エタン ,  ブタジエン ,  プロピレン ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 進化 ,  触媒 ,  現状 ,  展望 ,  石油化学