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J-GLOBAL ID:201602269338922446   整理番号:16A1270139

人工のセルロース-エポキシ複合材料の表面特性および繊維-マトリックス接着

Surface properties and fibre-matrix adhesion of man-made cellulose epoxy composites - Influence on impact properties
著者 (5件):
資料名:
巻: 123  ページ: 163-170  発行年: 2016年02月08日 
JST資料番号: H0433A  ISSN: 0266-3538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以前に実施した検討から,UD再生セルロース繊維強化熱硬化性樹脂複合材料が,ガラス繊維強化複合材料の範囲内では特異なCharpy衝撃強さ値を得ることができる,ことを示した。2つの異なるビスコース繊維種(油状の潤滑仕上剤の有無)の複合材料を検討した。繊維の同様な機械的性質にも拘らず,複合材料用途(CR)繊維複合材料は,標準繊維複合材料のそれの約2倍の高くなっていた。この効果の可能な解釈を明らかにするため,繊維の表面特性をより厳密に調べた。AFM測定から,繊維表面のトポロジーには差が無い,ことが分った。しかし,繊維種の物理化学的性質は異なっていた。逆相ガスクロマトグラフィー(IGC)測定から,潤滑剤無しの標準Cordenka繊維(標準対)は,高極性エポキシへ良好な接着をもたらす潤滑剤無しのCR繊維(CR対)よりも僅かに高い特異な表面エネルギーおよびアルカリ価(Kb)を有している,ことが分った。これはまた対の特異な相互作用パラメータ(Isp)と接着仕事によって示された。両方は,エポキシ-標準対では明らかにより高かった。従って,測定したCR繊維の引抜き長は,標準対のそれより1桁高くなり,CR繊維とエポキシ間のより弱い界面せん断強さを示唆していた。同一繊維種内では,潤滑剤無しの試料はより長い引抜き長を示した。弱い繊維-マトリックス接着は,より強い亀裂偏向とエネルギー散逸を引き起こすので,これ等の結果は,以前に測定したCharpy衝撃強さと良く一致していた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
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繊維物理  ,  繊維化学・分析  ,  固-固界面  ,  強化プラスチックの成形  ,  再生繊維  ,  エポキシ樹脂 

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