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J-GLOBAL ID:201602269459667904   整理番号:16A1325466

転移性メラノーマ(黒色腫)の抗PD-1療法に対する反応のゲノムおよびトランスクリプトームの特徴

Genomic and Transcriptomic Features of Response to Anti-PD-1 Therapy in Metastatic Melanoma
著者 (31件):
資料名:
巻: 165  号:ページ: 35-44  発行年: 2016年03月24日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PD-1免疫チェックポイント遮断は,メラノーマ患者にとって重要な臨床的利益をもたらす。著者らは,抗PD-1療法に対する本来の感受性または耐性に影響を与え得る因子を同定するために,前治療であるメラノーマ生検の体細胞のミュータノームとトランスクリプトームを分析した。著者らは,全体的に高い変異量が生存率と関連し,効果のある患者由来の腫瘍は,DNA修復遺伝子BRCA2における変異に対して改善されることを見出した。本質的に耐性の腫瘍は,間葉転換,細胞接着,細胞外マトリックスの再構築,血管新生,および創傷の治癒の調節に関与する遺伝子の同時発現を示す転写の特徴(IPRESまたは先天性抗PD-1耐性と呼ばれる。)を示した。注目すべきことに,分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ(MAPK)を標的療法(MAPK阻害剤)はメラノーマにおいて同様の特徴を誘導し,MAPK阻害剤の耐性の非ゲノム型が,抗PD-1療法に対する交差性耐性を仲介することを示唆している。他の独立した腫瘍群におけるIPRESの検証は,進行した癌の異なるタイプにわたるトランスクリプトームのサブセットを明確にする。これらの知見は,IPRESの基礎となる生物学的過程を減弱させることにより,メラノーマおよび他の癌の種類における抗PD-1応答が改善され得ることを示唆している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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基礎腫よう学一般  ,  皮膚の腫よう 

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