抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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サービス業の生産性向上のために,サービス業の特性を理解した上で,製造業の改善手法であるIE視点の導入は重要である。そこで,本稿では,都内大手ホテル内にある物販店舗(ホテル直営店)をモデルに,生産性向上を目的とし,ゲストへの付加価値とスタッフ(従業員)の行動に焦点を合わせて,IE手法の適用について検討した。具体的には,ゲストとスタッフの人数適否と接客時のゲスト付加価値時間を分析するために,店舗スペース(Public Space)で適用した,1)接客要員分析(Guest-Staffバランスシート:G-Sシート),2)接客稼働率分析(Guest-Staffチャート:G-Sチャート),を用いて検討した。その結果,接客業へのIE手法の適用は,M-M(Man-Machine)チャートを応用したG-Sチャートは,ゲストとスタッフの相互関係で成り立つ「接客」においても,生産性やムダを把握する手段として非常に有効であることが明らかになった。