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J-GLOBAL ID:201602269714769918   整理番号:16A1111467

ZDDP耐摩耗膜形成の機構について

On the Mechanism of ZDDP Antiwear Film Formation
著者 (2件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: Article:24,1-15  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W1933A  ISSN: 1023-8883  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ジアルキルジチオりん酸亜鉛(ZDDP)添加剤は,他の多くの潤滑油だけでなく,ほとんど全てのエンジン油において摩耗を制御し,酸化を抑制する為に使用される。それらは,摩擦面上に厚い,保護リン酸塩ガラスベーストライボ膜を形成する事によって基本的に摩耗を制約する。この膜形成は,低温でも生じられ,基板の化学的特性とも相対的に独立している。何がZDDPトライボ膜を導くか,なぜ滑りを経験する表面のみに発生するのか及び膜形成が温度,圧力,トライボエミッション或いは他の因子により制御されるのかについては多くの議論がある。本文では,大きく異なる弾性流体潤滑(EHD)摩擦特性を持つ2つの潤滑剤からの全膜EHD条件におけるZDDP膜の形成を研究する事によって,その問題に新しくアプローチすることを記述した。これは,ZDDP膜形成が,固体/固体摩擦接触を必要としないが,応力推進熱活性化モデルに一致して,適用せん断応力により単純に築かれる事を示した。高圧力接触において発生したせん断応力は,ZDDPに対する熱活性化エネルギーを少なくとも半分に減少し,大きく反応速度を増した。この機構は,ZDDP膜の実際的に重要な特徴の起源を説明した:それらのトポグラフィ,それらの厚さ及びそれらを形成する状態。本研究が提供した洞察は,ZDDP耐摩耗挙動のモデリング及びZDDP構造の最適化において,共に価値あることを示した。また,本知見は,一般的に潤滑剤添加物の挙動に対するメカノ化学の重要性を強調した。Copyright 2016 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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潤滑一般  ,  各種石油製品及びその製造一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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