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J-GLOBAL ID:201602269760359551   整理番号:16A1349625

冬季における日中の加温が促成トマトの収量に及ぼす影響

著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 297-303(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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促成トマト栽培では,低温による生育速度の低下や生理障害を回避するため加温が行われているが,福岡県におけるハウス内の昼温は生育適温を下回ることが多い.本実験では,日中の加温が商品果収量に及ぼす影響について検討した.1~2月の日中にハウス内の気温を20°Cに加温し,昼温を高めることで,開花間隔ならびに果実の成熟期間が短縮され,奇形果が減少して商品果数が増加した.さらに,日中加温処理期間中に開花した果房において果実肥大が促進された.光合成速度が速まり物質生産が増加するとともに,果実への転流が増加して果重が増加したと推察された.これらの要因により,4~5月の商品果収量が増加することが明らかとなった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  植物に対する影響 
引用文献 (19件):
  • Adams, S. R., K. E. Cockshull and C. R. J. Cave. 2001. Effect of temperature on the growth and development of tomato fruits. Ann. Bot. 88: 869-877.
  • 藤村 良・伊藤純吉・藤本治夫.1964.トマトの奇形果に関する研究(第3報)育苗期間中の低温処理時期と苗勢が乱形果の発生に及ぼす影響.兵庫農試研報.12: 66-69.
  • 深沢郁男・和田悦郎・木村 栄.1993.トマトの窓あき果の発生要因について.栃木農試研報.40: 13-28.
  • 福岡県農林水産部経営技術支援課.2014.トマト(促成栽培).p. 43-52.主要野菜の栽培技術指針(第10版).福岡県農林水産部経営技術支援課.福岡.
  • 久枝和昇・高山弘太郎・仁科弘重・東 幸太・有馬誠一.2007.大規模トマト生産温室における生産性向上に関する研究-トマト群落における光強度とCO2固定量の垂直分布の解析-.植物環境工学.19: 19-26.
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