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J-GLOBAL ID:201602269824380316   整理番号:16A1185932

網膜変性マウスモデルにおけるブドウ補給飼料の保護作用

Protective effects of a grape-supplemented diet in a mouse model of retinal degeneration
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 384-390  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的 網膜変性は光受容体の機能不全及び死に特徴のある壊滅的な盲目にいたるクラスの疾患である。本研究で著者らは,凍結乾燥したブドウ粉末(FDGP)でのブドウ消費が網膜変性のマウスモデルにおける光受容体生存率を改善するかを調べた。方法 網膜変性はパラコートの網膜下注入を用いた急性酸化ストレスによりマウスに誘導した。ブドウ補給飼料はヒトではブドウを毎日3回摂取することに対応して,マウスの基礎飼料に配合して作製し,対照飼料はFDGPと等量の砂糖組成で配合した(0.68%グルコースと0.68%フルクトース混合物)。マウスに,酸化ストレス損傷の5週間前の離乳時から注入後2週間の分析まで飼料を給与した。網膜機能は網膜電位図検査を用いて測定し,光受容体層の厚みは光干渉断層計を用いて測定し,光受容体核の列は組織学的切片上で計数した。結果 対照飼料を給したマウスでは,酸化ストレスが有意に光受容体層厚み及び光受容体数を低下した。対照的にブドウ補給飼料を給与したマウスでは,対照飼料を給与したマウスと比較して,酸化ストレスによって網膜厚み及び光受容体数は低下せず,損傷後の光受容体生存率が有意に高いことを示した。さらにブドウ飼料を給与したマウスは対照飼料給与のマウスと比較して,酸化ストレス損傷後の網膜機能の保持を示した。結論 ブドウを補給した飼料は,網膜変性の酸化ストレス誘発性マウスモデルにおいて網膜の構造及び機能を救済して,光受容体に及ぼすブドウの有益な効果を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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眼の基礎医学  ,  果実とその加工品 

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