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J-GLOBAL ID：201602269884898968   整理番号：16A0873563

グリセロールの有用なC3化学物質への水素化分解

Glycerol hydrogenolysis into useful C3 chemicals

著者 (4件)： Sun Daolai (Graduate School of Engineering, Chiba University, Chiba 263-8522, Japan) ,  Yamada Yasuhiro (Graduate School of Engineering, Chiba University, Chiba 263-8522, Japan) ,  Sato Satoshi (Graduate School of Engineering, Chiba University, Chiba 263-8522, Japan) ,  Ueda Wataru (Department of Material and Life Chemistry, Faculty of Engineering, Kanagawa University, Kanagawa 221-8686, Japan)
資料名： Applied Catalysis. B: Environmental  (Applied Catalysis. B: Environmental)
巻： 193  ページ： 75-92  発行年： 2016年09月15日 
JST資料番号： W0375A  ISSN： 0926-3373  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再生可能なバイオマスのアプリケーションは,CO₂の排出削減とともに化石燃料の不足を軽減する容易なルートを提供してくれる。現在バイオディーゼル生産の廃棄物として産生されているグリセロールは最も魅力的なバイオマス資源の一つである。過去10年において,グリセロールの有用な化学物質への転換は大いに注目され,グリセロールは主に,水蒸気改質,水素化分解,酸化,脱水,エステル化,カルボキシル化,アセタール化および塩素付加によって転換されてきた。本レビューでは,筆者らはグリセロールの,1,2-プロパンジオール,1,3-プロパンジオール,アリルアルコール,1-プロパノールそしてプロピレンなどの,多くの工業的に重要な生成品を含むC3化学物質への触媒水素化分解に焦点を当てた。グリセロールのプロパンジオール誘導体への水素化分解においては,液体相および蒸気相反応の利点と欠点を比較した。加えて,触媒,反応条件,および提案された反応経路についての最近研究を要約し議論した。更に,アリルアルコール,プロパノール及びプロピレンへのグリセロールの水素化分解に関連して新しい研究動向を紹介した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 再生資源 ,  *バイオマス ,  バイオディーゼル燃料 ,  廃棄物 ,  *ポリオール ,  *脂肪族アルコール ,  水蒸気改質 ,  *水素化分解 ,  酸化 ,  脱水反応 ,  エステル化 ,  アセタール化 ,  塩素化 ,  触媒 ,  反応機構 ,  担持触媒 ,  カルボキシ化 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  不飽和アルコール ,  アリル化合物 ,  アルケン
準シソーラス用語： カルボキシル化 ,  バイオ廃棄物 ,  プロパノール類 ,  不均一触媒

著者キーワード (7件)： Glycerol ,  Hydrogenolysis ,  12-Propanediol ,  13-Propanediol ,  Allyl alcohol ,  1-Propanol ,  Propylene

分類 (3件)： 脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  資源回収利用  (SC05060V)

物質索引 (6件)： 1,2-プロパンジオール ,  1,3-プロパンジオール ,  1-プロパノール ,  アリルアルコール ,  グリセロール ,  プロピレン

タイトルに関連する用語 (4件)： グリセロール ,  C3 ,  化学物質 ,  水素化分解